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2002年05月10日(金) 00時00分
ダイヤルＱ2架空請求書 札幌市に406件相談（朝日新聞・）札幌市消費者センターは９日、携帯電話の有料回線「ダイヤルＱ２」の料金請求を装う架空の請求書が送りつけられる相談がこの１カ月間に、市民らから４０６件あったと発表した。大型連休明けから会社名を変えた同様の請求書が相次いで送られている。同様の相談は小樽市の消費者センターにも多数寄せられたおり、両センターは支払いに応じないように呼びかけている。 札幌市消費者センターによると、請求書を郵送しているのは東京都港区の会社。「最終通告書」とあり、携帯電話のダイヤルＱ２サイトを利用したとして、国際電話やサービス情報の料金として計２万３１４０円の支払いを求めている。３日以内に支払わないと身辺を調査し、家族や会社などに迷惑をかけることになるとの文面も記されている。この請求に対して、４月１０日から今月８日までに３３１人の相談があった。 連休明けには、２万１３６０円を支払うよう求める同様の通知書の相談が７５人からあった。「家族が利用したのでは」と思った市内の５０代の主婦ら計４人が支払ったという。 同センターは、ダイヤルＱ２や国際電話の料金がＮＴＴなどの電話会社以外から請求されない。利用していない料金を支払う必要はなく、放置すればいいという。市民の相談は、札幌市消費者センター（０１１・２１１・２１２１）と小樽消費者センター（０１３４・３２・４１１１内線３８９）へ。 |
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