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2002年05月09日(木) 14時07分

上下水道修理にご用心 熊本市職員かたり高額料金請求熊本日日新聞

 熊本市内で上下水道の修理を勧誘し、高額な料金を要求する事例が相次いでいる。市職員を名乗ったり、「市の紹介で来た」などと言ったりするのが“手口”。「市職員が突然工事に来たり、市が業者を紹介して訪問させたりすることはない」(市水道局と市下水道部)ため、「不審に思ったら、まず身元確認を」と呼び掛けている。

 二〇〇一(平成十三)年度、市消費者センターに下水道関係の苦情・相談が十三件あった。ところが本年度は四月だけで九件。一軒家で一人暮らしの高齢者からの相談が多いという。

 最近の事例では、水道局職員を名乗る男性が「水が漏れているので修理する」と訪ねて来て、トイレの貯水タンクの中から何かの部品を取り出しただけで五千円を請求され、支払った。

 また、作業服姿の若い男性三人組が水道局を名乗って修理を勧誘。不審に思って何度も確認したら帰って行った事例もある。いずれも同じ市営団地だった。

 下水道関係では、「市下水道部に紹介された」「近くで下水道工事をやっているのでついでに来た」と、市との関係をにおわせる事例が典型的。このほか、「下水溝がたまって悪臭が出て、近所が迷惑している」「下水管清掃は年一回しなければならない」などと修理を“強要”する例も多いと市下水道部。

 料金の割安感を強調して「三万八千円のところをサービスで一万八千円にする」と言ったり、“修理”後に「一万八千円の予定だったが二万八千円になった」とふっかける場合もあるという。

http://kumanichi.com/news/local/main/200205/20020509000585.htm

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