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2002年04月30日(火) 00時00分
ドコモ社員らに有罪判決顧客データ盗む東京地裁（毎日新聞）対立する過激派の動向調査を目的に、顧客データを盗んだなどとして、窃盗罪などに問われたNTTドコモ社員の山本武被告(42)に対し、東京地裁は30日、懲役2年4月、執行猶予5年(求刑・懲役4年)を言い渡した。共謀に問われたNTT東日本社員の五十嵐栄被告(44)は懲役1年8月、執行猶予5年(求刑・同3年)だった。 2人は電気通信事業法違反(通信の秘密の侵害)にも問われたが、川口政明裁判長は「(盗んだ)契約者の氏名などは、個々の通信とは無関係に蓄積されるもので、通信の秘密に当たらない」などとして、一部を無罪とした。 判決によると、革マル派に所属していた両被告は、97年12月、対立する過激派に関係するデータなど7人分を盗み出すなどした。 (Mainichi Shimbun) http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/archive/200204/30-1.html |