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2002年04月24日(水) 14時38分

「ワン切り」の次は「ツー切り」…悪質業者が新手読売新聞

  携帯電話に1回だけコールがあって切れ、着信記録に残った番号に電話をかけ直すと有料番組などにつながる「ワン切り」に、新たな手口が広がり始めている。コールの回数を2、3回に増やした「ツー切り」で、「ワン切り」には反応しない人もついだまされる“巧妙さ”だ。これに対し、ホームページでワン切り業者の電話番号一覧を公開するなど、自衛の動きも出ている。

 東京都中野区の女性会社員(32)は今月19日深夜、携帯電話の呼び出し音に跳び起きた。コールは3回。着信記録にあった電話番号にかけてみると、出会い系業者の宣伝が流れた。「ワンコールなら反応しないけど、3回は初めて。ついかけてしまった」と悔しがる。

 システムエンジニアの内山桂一さん(25)は今年3月、ホームページ上にワン切り業者の電話番号が検索できるデータベースを作った。219件が登録されており、被害者からの情報提供も盛り込んでいる。業者は電話番号を頻繁に変えるため、データを常に更新しなければならず、“いたちごっこ”が続いている。

 内山さんは「相手が電話に出ると通話料金がかかってしまうので、業者が設定するコールの回数はそんなに多くならないはず」と話す。国民生活センターでは「鳴る回数が何回でも対応策は同じ。着信記録に残った知らない番号には電話しないように」と注意を呼びかけている。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020424-00000506-yom-soci

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