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2002年04月22日(月) 21時25分
漢方薬会社に3300万円賠償命令=腎不全と副作用の因果関係認める−名古屋地裁(時事通信)慢性腎不全になったのは服用した漢方薬の副作用が原因だとして、名古屋市の女性2人が漢方薬の輸入販売会社「カーヤ」(大阪府吹田市)を相手取り、約8100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、名古屋地裁であった。筏津順子裁判長は「薬の安全性を確認する義務があった」として、同社に約3300万円の支払いを命じた。判決によると、女性2人は内科医の処方により、1992年から95年まで医療用漢方薬「KM」を服用し、96年に慢性腎不全と診断された。 筏津裁判長は薬の副作用と腎不全との因果関係を認め、「医薬品販売会社には医薬品の安全性を確認する義務がある」と指摘。同社がそれを怠ったとして、会社側の過失を認めた。女性側は95年に施行された製造物責任法(PL法)上の責任も主張していたが、施行後の服用期間が短いことから、判決では同法による請求を認めなかった。 (時事通信) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020422-00000092-jij-soci |