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2002年04月22日(月) 20時22分
＜名誉棄損訴訟＞亀井静香氏の請求棄却 週刊現代記事で（毎日新聞）「週刊現代の記事で犯罪者のような扱いをされた」と主張して、亀井静香・自民党前政調会長と私設秘書が、出版元の講談社と記者らに８８００万円の賠償などを求めた訴訟で、東京地裁（高田健一裁判長）は２２日、記事は名誉棄損に当たらないと判断して、請求を棄却した。問題となったのは、東京地検特捜部が中尾栄一元建設相（７２）＝受託収賄罪で公判中＝の汚職事件に絡んで、亀井氏に対する３０００万円の収賄疑惑などを捜査し、秘書からも参考人聴取したと報じた００年９月３０日号の記事。亀井氏側は「犯罪の疑いが濃厚との印象を強く抱かせる」と主張していた。 判決は「記事からは、亀井氏が嫌疑を持たれていることしか読み取れず、実際に犯罪を起こしたと読者に認識させるとまでは言えない。本人が疑惑を否定した旨の記述もある」と述べた。亀井氏側が否定した秘書の聴取の有無については、判断しなかった。（毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020423-00000031-mai-soci |