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2002年04月11日(木) 14時30分
富山県警元本部長らに有罪判決 覚せい剤もみ消し事件で（朝日新聞）富山県警の覚せい剤もみ消し事件で、虚偽有印公文書作成、同行使の罪に問われた元県警本部長の上田正文被告（５４）と元刑事部長の高松実被告（６２）に対する判決公判が１１日、富山地裁で開かれ、神沢昌克裁判長は「県警の最高幹部の地位にあることに乗じた犯行で悪質」とし、両被告に懲役１年執行猶予４年（いずれも求刑懲役１年）の有罪判決を言い渡した。 判決によると、上田、高松両被告は９５年５月１８日、県警本部で、当時の県警幹部６人と共謀し、うその捜査指揮簿を作って決裁印を押して、覚せい剤取締法違反（使用）容疑で逮捕された捜査協力者の男性（４０）を釈放させた。 警察本部長経験者が在職当時の事件で有罪判決を受けたのは、警察官の覚せい剤使用事件のもみ消しを図った渡辺泉郎・元神奈川県警本部長＝懲役１年６カ月執行猶予３年の有罪判決が確定＝以来２人目。(13:41) |