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2002年04月08日(月) 07時17分

県警の悪質商法110番 「貸金」の相談3倍増熊本日日新聞

「捨て看」と呼ばれる金融業者の看板。業者名のないものもある=熊本市(一部文字を消してあります)
 県警の「悪質商法一一〇番」への相談が増えている。中でも貸金に関する相談が急増。最近は業者が紹介料や保証料の名目で金をだまし取るケースが多く、県警は「詐欺の疑いが強い」とみている。

 悪質商法一一〇番は一九八七(昭和六十二)年に開設。昨年の相談件数は過去最多の六百七十九件(前年比二百二十八件増)。このうち貸金に関する相談は百八十五件で、前年より三倍以上増えた。

 県警は昨年以降、駐車場などにばらまいたチラシを見た客と携帯電話でやり取りして融資していた業者と、家具リースを装って融資していた業者を摘発した。いずれも無登録、法定金利の数十倍という高利だった。

 県警生活保安課によると、最近は業者に融資を頼んだ客が紹介料や保証料をだまし取られた、という相談が相次いでいる。

 紹介料は、業者が「確実に融資を受けられるよう口を利いてやる」と無関係の消費者金融を紹介した後に要求。保証料は「信用確認のため融資前に、いくらか入金してほしい」と求める。

 いずれの業者もスポーツ紙の広告や「捨て看」と呼ばれる看板で宣伝。しかし、登録業者は少なく、客が紹介料などを送金した後に電話で問い合わせても、ほとんどが連絡がつかないという。

 紹介料、保証料とも、業者が要求するのは融資希望額の一割前後。同課は「融資の説明を聞いていて、おかしいと思うことがあったら、まず相談してほしい」と話している。

http://kumanichi.com/news/local/main/200204/20020408000013.htm

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