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2002年04月03日(水) 20時44分
＜群馬県警＞免許無資格者に交付 ９人に本部長訓戒などの処分（毎日新聞）群馬県警は３日、運転免許取り消し処分中の交通違反により免許再交付の受験資格がない期間（欠格期間）を７５人に誤って伝え、本来は資格がない９人に再交付していたとして、運転免許課係長（５４）と当時の上司ら９人を本部長訓戒などの処分にした。９８年４月の道交法施行令改正で、免許取り消し処分中に再び違反を繰り返し、違反点数が一定基準を超えた場合、通常の欠格期間（１〜３年）から、さらに２年間上乗せされることになった。しかし同係長らは、９９年７月から今年３月までの間、受験資格の有無を問い合わせた７５人に対し、誤って改正前の期間を回答していた。 この結果、無資格者９人に免許を再交付。ほかに再交付のため教習所に入所した者が４人、すでに講習を終了した者が３人おり、費用は県警が弁済する。再交付した９人の免許取り消しは行わないという。 同県警監察官室は「これからは確認作業を徹底させて、二度とこのようなことのないようにしたい」と話している。 【森直由】 （毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020404-00000069-mai-soci |