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2002年03月16日(土) 00時00分
天理大教授、学生の成績をＨＰで公表実名入りで成績や評価を掲載（ZAKZAK）奈良県天理市の天理大教養部の教授（４７）が、自分のホームページ（ＨＰ）に２科目延べ６００人の学生の成績や評価を実名入りで掲載していたことが１６日、分かった。 大学側の指導で、教授は成績や評価をＨＰから削除。大学側は「学生の個人情報の扱い方が不適切」として近く理事会で処分を決める。 同大によると、この教授は文化人類学とコンピューター入門の２科目を指導。コンピューター入門については「情報提供のノウハウを指導する者としてモラルに欠ける」として担当を外した。 教授は昨年４月から今年２月にかけて、講義で実施した小テストの点数を実名入りでＨＰに掲載。２月上旬、ＨＰを見た人から大学に問い合わせがあり、発覚した。大学側は掲載をやめさせ、講義を受けた学生全員に教務部長名で謝罪文を出したという。 教授は、講義終了時には、この点数に基づいた４段階の評価を公開していたといい、「学生から小テストの点数の問い合わせが多いので掲載した。昨年４月の講義開始時に、学生には公表することを通告したが、反対はなかった」と話しているという。 ZAKZAK 2002/03/16 |