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2002年03月14日(木) 16時40分

ワカメと偽り中国からコンブ密輸、「国産」偽装し販売読売新聞

 国が輸入規制している中国産コンブをワカメに紛れ込ませて約500トンを密輸し、国内産などと偽装して販売していたとして、神戸税関は14日までに、徳島市南沖洲、海産物輸入販売会社「シミズ」(清水新一社長)を関税法違反(無許可輸入)の疑いで捜索、中国産コンブ約60トンを押収した。近く同社と清水社長を同容疑で徳島地検に告発する。同社は中国にワカメを生産する合弁会社を設立するなど、海産物の輸入取扱量は西日本トップクラスという。

 コンブは72年から年間輸入量が制限され、輸入業者も北海道漁連に限られている。調べによると、同社は輸入規制を知りながら、1999年夏から昨年夏にかけ、ワカメと虚偽申告して中国からコンブ約500トンを密輸した疑い。

 同社は密輸した中国産コンブを国産コンブ1キロ当たりの卸値(4500—1000円)より安い1500—500円で全国40社以上に販売。「三陸海岸産」「正規輸入の中国産」などと偽っていた。とろろ昆布やつくだ煮などの加工品や弁当として数百トンが国内に流通したとみられる。中国産などの輸入コンブは国内産に比べて味や香りは落ちるとされるが、国内産がここ数年品不足だった。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020314-00000307-yom-soci

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