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2002年02月12日(火) 17時40分

<オウム裁判>遠藤誠一被告に死刑求刑 東京地裁公判で検察側毎日新聞

 地下鉄、松本両サリン事件を含む5事件で、殺人罪などに問われたオウム真理教(アレフに改称)の元幹部、遠藤誠一被告(41)の公判が12日、東京地裁(服部悟裁判長)で開かれ、検察側は死刑を求刑した。教団幹部に対する死刑求刑は11人目。弁護側の最終弁論は5月8日に行われて結審し、判決は今秋に言い渡される見通し。

 遠藤被告は、地下鉄サリン事件で使われたサリンを生成し、松本サリン事件では実行グループの一人だったとされる。地下鉄サリン事件の殺人罪で起訴された14被告のうち、サリン生成役に対する求刑は初めて。

 検察側は論告で「遠藤被告は生物学、化学などの専門知識を教団幹部から高く評価され、多くの凶悪事件にかかわった」と指摘した。さらに、地下鉄サリン事件の直前に、松本智津夫(麻原彰晃)被告(46)の指示で、サリンを生成した経緯などを詳述し「事件の実行役に勝るとも劣らない重大な役割を果たした」と述べた。

 獣医の資格を持ち、教団「厚生省」大臣を務めた遠藤被告は、サリンなど「化学兵器」の研究・製造に関与したほか、炭疽(たんそ)菌やボツリヌス菌などの「生物兵器」研究の中心人物だったとされる。

 弁護側は、遠藤被告が各事件に関与したことを認めているが、共謀や犯意を争っている。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020213-00000006-mai-soci

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