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2002年02月04日(月) 21時21分
＜原野商法＞被害者狙い詐欺容疑 広島・京都の男逮捕（毎日新聞）広島県警生活環境課と広島南署は４日、「原野商法」の被害者にうその土地買い取り話を持ちかけ、不動産売買に絡む税金分などをだまし取ったとして、京都府城陽市寺田庭井、建設業、塩見泰典容疑者（６５）を詐欺容疑で逮捕した。被害者は広島、東京、神奈川など全国で２４人、被害総額は約１億円に上るとみられる。調べでは、塩見容疑者は９９年２月、資産価値のない山林などを高く売りつける「原野商法」に引っかかり、北海道の山林約１７０平方メートルを購入した広島市南区の自営業の男性の妻（５１）に土地を買い取ると持ちかけ、税金分の先払いを要求、２５万円を詐取した疑い。また９５年にも同様の手口で広島県内の主婦から測量費名目に５万円をだまし取った疑い。自営業者の妻は別に開発費などの名目で約３７００万円を振り込まされたといい、県警が捜査を進めている。 県警は７９年４月に原野商法を摘発、兵庫県姫路市の業者を国土利用計画法違反容疑などで逮捕した。塩見容疑者はこの事件の被害者名簿を入手して話を持ちかけていたとみられる。 【隅俊之、牧野宏美】（毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020205-00000103-mai-soci |