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2002年02月02日(土) 15時21分

<虚偽表示>走行メーター戻して中古車販売の疑い 茨城 毎日新聞

 茨城県内の自動車販売会社が中古車の走行メーターを戻して走行距離を偽り、相場より高く販売していた疑いが強まり、同県警交通指導課と大宮署は2日、詐欺と不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで、同社の技術系社員2人の取り調べを始めた。すでに逮捕状を取っており、容疑が固まり次第、同日夕にも逮捕する。同課はこれまでに同社社員3人を同容疑で逮捕しており、組織ぐるみで「メーター戻し」をしていた疑いもあるとみて、幹部の関与についても追及する。

 同課などによると、取り調べを受けているのは、同県大宮町、自動車販売会社「大宮マツダ」のサービス技術部門に勤務する47歳と43歳の男性エンジニア。2人は昨年10月ごろ、中古乗用車のメーターに細工をして走行距離を2万キロ少なく表示させ、販売した疑い。

 同課は、同社がこれまでに二十数台のメーターを戻して不当に高い価格で販売したとみている。また、すでに逮捕した3人以外にも関与した社員がおり、同社幹部の指示で組織的にメーター戻しをしていた疑いもあるとみている。法人としての同社が不正競争防止法違反で立件された場合、最高で3億円の罰金が科せられる。

 同社はマツダ車を中心とする同県内では有数の中古車販売会社。00年6月期の年間売上高は29億4000万円。同社営業部は昨年12月、毎日新聞の取材に対し、「メーター戻しはしていない。うわさが立っていて迷惑している」などと話していた。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020202-00001050-mai-soci

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