悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録

2002年01月30日(水) 10時27分

資格講座の抹消名目で計14億円、商取引法違反で捜索読売新聞

 通信制の資格講座を受講した会社員らを対象に、会員登録の抹消費用が必要などとうそを言って代金を振り込ませたとして、兵庫県警生活経済課と葺合署は30日、東京都中央区日本橋茅場町3、「ジェイ・アイ・エス」と関連会社2社を含む計21か所を特定商取引法(旧訪問販売法)違反(不実の告知)の疑いで捜索した。県警は同社の銀行口座に全国の約3500人から計約14億7000万円の振り込みを確認しており、詐欺容疑の適用を視野に解明を進める。

 他の捜索場所は、東京都千代田区紀尾井町、「フォー・エー」と同区麹町5、同「ジィー・ティープロント」など。

 調べでは、ジェイ社は一昨年4月20日、兵庫県東条町内の男性会社員(40)が勤める会社に電話し、男性が資格講座に会員登録されていないのに、「あなたが受けた中小企業診断士の受講登録が残ったままで、続けないのなら登録抹消費用を納め、業務管理集という本を購入する必要がある」などとうそを言い、指定する銀行口座に42万円を振り込ませた疑い。

 他の2社はジェイ社と役員がほぼ同じで、本の発注と発送業務を担当したほか、同様の手口で別の被害者に金を振り込ませた疑いもあり、県警は3社が一体と判断した。

 他にも宅建主任や行政書士、管理者教育資格など通信制の各種講座を実際に受けた人が被害に遭っており、県警は各講座の会員名簿が流出して、悪用されたとみている。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020130-00000402-yom-soci

この記事に対するコメント/追加情報を見る

ニュース記事一覧に戻る

トップページ