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2002年01月29日(火) 19時11分

八葉グループ商法問題 群馬弁護士会の弁護士ら、被害者弁護団を結成 /群馬毎日新聞

 ◇あす、前橋で説明会
 「何もしないでも150万円が2倍になる」などと言って出資金を集め、倒産した健康食品販売会社「全国八葉物流」(本社・沖縄県、秋守敏博社長)など八葉グループの商法をめぐる被害が相次いでいるため、群馬弁護士会の19人の弁護士が28日、弁護団を結成した。同社をめぐっては警視庁が計画的な詐欺などの疑いもあるとみて捜査しており、同弁護団なども30日に被害者説明会を開く。
 弁護団は、八葉グループ被害対策群馬弁護団(小渕喜代治団長)で、被害者説明会は、弁護団と、被害の相談が寄せられている県消費生活センターが共催する。
 同社の商法は、150万円出資し、カニ殻などを原料にした栄養補助食品など健康食品販売の代理店となった会員が、3カ月に1度の割合で20万円出資し、同グループから商品を購入すると、配当金12万円を月2回、受け取ることができるシステム。実際の販売はグループに委託しているため、会員は出資以外は何もしないでも利益があがる仕組み。
 同弁護団によると、同社は昨年12月上旬ごろ、キャンペーンを行い大々的に出資を募ったが、同月中に、配当金の支払いが滞っていたという。同月末になって会社が倒産したため支払いが出来ないという通知が会員の元に届いた。また、新会社への移行に伴い、配当金支払いの債権を放棄することを求められた。
 被害の実態はつかめていないが、会員は全国で4万5000人、集めた出資金は1600億円にものぼるとも言われ、会員は県内でも数百人いるとみられる。
 被害者説明会は当日午後5時半から、前橋市新前橋町の県社会福祉総合センター8階で開催。被害状況をアンケート方式で聞き取り、実態を把握したうえで今後の救済方針などを検討する。問い合わせは、同生活センター(027・254・3000)へ。【山田泰蔵】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020129-00000002-mai-l10

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