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2002年01月16日(水) 14時45分
配当停止で全国から被害相談相次ぐ／北谷町の健康補助食品会社（琉球新報）「１５０万円余の投資が１年で倍になる」と触れ込み、マルチまがいの商法で全国から会員を募っていた北谷町在の健康補助食品販売会社が２００１年末に会員への振り込みを停止し、“被害”相談が相次ぎ、問題になっている。この会社は現在、本社も東京本部も連絡が取れない状況だ。 県民生活センターには、００年から０１年１１月にかけて、同社の営業について「信用確認」の問い合わせが多かったが、年明けから「入金が無いので解約したいが、会社と連絡が取れず困っている」という深刻な相談が増えている。４日から１５日までに２６件。中には借金して投資金を工面したという人も。同センターでは、弁護士に相談することや警察に被害届を出すよう助言している。当初の仕組みでは、新規会員が代理店になるには１５７万５０００円を投資し、健康補助食品を買い、会社に販売委託。会員には半月に一度、１２万円が振り込まれる。更新料を差し引き、１年後には３００万円と６０個の商品が手元に残ると説明していた。 その後「２年間で３２２万５０００円になる」支払い方法に変わった。 振り込みは昨年１２月末に停止。会員には「会社を破産し、新会社に移行する」とファクスが届き、混乱が生じている。
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2002/2002_01/020116ed.html |