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2002年01月11日(金) 00時00分

身に覚えない『ツーショット』 架空請求 詐欺視野に捜査 警視庁に相談殺到 東京新聞

 電話回線を通じて異性と知り合う有料の「ツーショットダイヤル」で、利用した覚えのない支払い請求を受ける被害が今年に入って首都圏で相次いでいる。請求者は債権回収の代行業者を名乗り、請求金額は被害一件につき二万円前後。警視庁には被害が約四十件寄せられており、同庁は詐欺の疑いがあるとみて捜査に乗り出した。

 関係者によると、東京都板橋区内の男性の自宅に年明け早々、「日成整理回収代行」と名乗って一通のはがきが届いた。会員登録など身に覚えのないツーショットダイヤルの未納料金、遅延損害金などの名目で計一万七千五百円を都内の銀行口座に振り込むよう指定。「入金しない場合は自宅まで直接訪問する」とあった。不審に思い記されていた番号に電話をかけたが不在で警視庁に相談したという。

 警視庁によると、ツーショットダイヤルの架空請求に関する被害相談は二〇〇〇年度、約二百件に上った。今回、被害が相次いでいるのはすべて同じ差出人で、被害者の大半は二十代の男性。利用者の電話番号が記されていないことから、住所録などをもとに通知しているとみられる。

 同庁生活安全相談センターは「心配になってつい支払ってしまった被害者もいると思う。身に覚えのない請求には応じないで相談してほしい」と呼び掛けている。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20020111/eve_____sya_____001.shtml

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