悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2002年01月10日(木) 00時00分
「迷惑メール」規制法案を提出へ広告規制を強化（ZAKZAK）インターネットを通じて、通信販売などの広告をパソコンや携帯電話に一方的に送り付ける「迷惑メール」について、経済産業省は１０日、関連法を整備して規制に乗り出す方針を決めた。今月２１日にスタートする通常国会での改正を目指し、早ければ２月にも法案を提出する。 出会い系サイトといわれる異性紹介サービスやわいせつ画像の販売などで、若年層を中心に料金支払いに絡むトラブルが増加しているためで、クーリングオフ制度（無条件で契約を解除できる期間）などを定める「特定商取引に関する法律」（特定商取引法）を見直し、業者のメールアドレスの表示などを義務付ける。 具体的には、電子メールによる広告規制を強化。顧客の請求がなかったり、事前の承諾を得ないでメールを送信する場合は、事業者のメールアドレスを必ず記載することや、送信内容が商業広告であることを記載するよう求める。 また、メールの受け取りを拒否する際の意思表示の方法なども明記させ、拒否を通告された場合は再送信を禁止する条項なども設ける方針だ。 この問題をめぐっては、民主党が１２月に閉会した臨時国会に規制法案を提出しており、今回の政府案の提出で法案処理をめぐる与野党間のさや当てが活発になりそうだ。 同省によると、既に経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）が各国政府に対し「一方的に送られる商品広告メール」への対応を勧告。米国や欧州連合（ＥＵ）でも規制に向けた作業が進んでいるほか、東京都も迷惑メールの禁止に向けた条例改正を検討している。 ZAKZAK 2002/01/10 |