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2001年12月04日(火) 03時18分
ソニーが世界の消費者の声吸い上げるシステム構築（読売新聞）ソニーは３日、世界各国の販売会社で個別に手がけている電子商取引を連携させ、世界各地の消費者の声を日本に直接吸い上げて、世界的な商品開発やマーケティングに生かす世界的な「対話型マーケティング」の仕組みを作ることを明らかにした。第１弾として４日から、日本、米国、中国など７か国・地域で、インターネットによる製品販売「ソニースタイル」のホームページを使って、共同キャンペーンを実施する。具体的には、消費者から、販促商品のＴシャツのデザインについての人気投票を受けるほか、パソコン用バッグなど国別に販売している地域限定商品をほかの国でも販売する。ソニーでは、これまで個別の国ごとに消費者の好みを探る「対話型マーケティング」を取り入れていたが、国境を超えて一斉に行うのは初めてだ。 ソニーは、３６か国・地域で、それぞれの地域販売会社が個別にインターネット販売を手がけているが、今後は共通の「対話型マーケティング」の対象国をさらに広げる。連携して同内容のマーケティングを行い、日本に情報を集約することで、ソフト開発や取引の管理運営などを効率化し、コスト削減を図る狙いもある。（読売新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011204-00000401-yom-bus_all |