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2001年11月04日(日) 21時02分

<出会い系サイト>高額請求、取り立てなどトラブル急増毎日新聞

 パソコンや携帯電話などに送られてくる出会い系サイトに登録したところ、数分のアクセスで高額の請求をされたり、自宅や会社にまで取り立ての業者がやってくるといったトラブルが、今年に入って急増している。被害の大半は、性的な交際を売り物にしたサイトで、国民生活センターは「閲覧はもちろん、住所など個人情報を教えるのは危険だ」と注意を呼びかけている。

 センターによると、出会い系サイトに関連した相談は、99年度は27件だっだが、00年度は134件、01年度は10月15日までで282件に上った。「携帯電話の出会い系サイトの無料サービスを利用したら、数カ月後、入会金が未納で延滞金を含め数万円を支払えと言われた」といった相談が目立つ。「入会金を10日以内に支払わないと、延滞金50万円を加算し、不正ユーザーとして氏名を公表する。信用情報機関のブラックリストにも掲載する」と脅されたケースもあった。

 「表ざたにしたくない」などと支払いに応じる人も多いが、32回の利用で50社以上から請求が届いた例もあり「一度支払うと、脅せばお金がとれる人物として名簿が出回るようだ」という。

 業者の所在が確認しにくく、消費者相談窓口が間に入って交渉しようとしても連絡がとれないケースが多く、携帯電話の場合、申し込み画面などが印刷されることがほとんどなく、契約内容の確認も困難となっている。

 業者が高校生の携帯電話にかけてきて「未成年なら支払い免除の書類を送る」などとして、父親の勤務先を聞き出す手口も目立つという。センターには、取り立て業者が父親の会社に押しかけ、父親がリストラされた例も報告されているという。 【太田阿利佐】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011104-00000046-mai-soci

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