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2001年10月29日(月) 00時00分

データベース構築へ携帯の迷惑メール防止に毎日新聞

 インターネット対応携帯電話向けプロバイダーのネットビレッジと、iモード向け検索サイト「OH!NEW?」運営のデジタルストリートは29日、迷惑メール防止のためのデータベース構築を共同で行うことで合意した、と発表した。

 両社は今年6月から、被害状況の分析や公開を目的に、自社提供サービスを通じて「迷惑メール撲滅運動」を展開。「OH!NEW?」サイト上ではアンケートを実施、チェーンメールを終わらせるための受取人になるサービス「iレンジャー」へのユーザーの通知などにより調査を行い、集計結果をまとめ、同日公表した。

 ネットビレッジはiモードとEZwebでeメール送受信の有料サービス「リモートメール」で、メールの拒否・受信をユーザーが指定の機能を付けている。しかし、迷惑メールを指定しても、違う差出人から新しい迷惑メールが次々とユーザーに送られてくるのが実態という。今後、URLやドメインなどから受信拒否ができるような機能に高めるため、このデータベース構築に取り組む。また、データベースはISP(インターネット・サービス・プロバイダー)や調査会社にも提供し、迷惑メール防止を呼びかけたいという。

 同日公表された調査で、9月20日から5日間のアンケートの有効回答者数は6363人。うち、3割が1日3通程度の迷惑メールを受信していた。通常、電話番号のアドレスでは平均で1日30通以上の迷惑メールが届くのに対して少ない。全体の9割がアドレスを変更する対策をとっていることなどが分かった。

 今後、今回の調査の詳細な分析を行い、随時、結果を公表するとともに、年内をメドに追加調査を行うなどし、データベースの完成は来年になるという。

[ネットビレッジ]

http://www.netvillage.co.jp/
 [デジタルストリート]
http://www.ohnew.co.jp
 [迷惑メール調査結果URL]
http://rstyle.jp/rmail/i/enq.html
 

(伏 拓治)

http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/archive/200110/29-2.html

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