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2001年10月04日(木) 13時05分

検察側の主尋問終了 オウム松本智津夫被告の公判朝日新聞

 オウム真理教前代表・松本智津夫被告(46)の第208回公判が4日、東京地裁(阿部文洋裁判長)であり、元教団幹部の遠藤誠一被告(41)が地下鉄サリン事件の検察側証人として出廷した。この日の法廷で、検察側が予定していた主尋問は終了した。弁護側による反対尋問を経て、検察側の立証は年内に終了しそうだ。5年以上続いている裁判は、間もなく折り返し点を迎えようとしている。

 96年4月の初公判以来、松本被告の公判に出廷した検察側証人は約160人。実行犯らの多くが松本被告の指示に従ったとするなど不利な証言をした。弁護側は反証への取り組みを迫られているが、松本被告は拘置所での接見に応じず、証人の人選も難航が予想されている。

 遠藤被告が、松本被告の公判で地下鉄サリン事件について証言するのは初めて。松本被告らの指示で中川智正被告(38)とともにサリン生成に関与したと述べた。また、故村井秀夫元幹部から「中川は知ってるから彼に従えばいい」と指示を受けたと述べ、関与は消極的なものだったと強調した。(13:04)

http://www.asahi.com/national/update/1004/006.html

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