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2001年05月08日(火) 21時54分

「なぜ金を渡さなかったのか」強盗放火事件で武富士会長朝日新聞

 武富士の武井保雄会長兼社長は8日午後、東京証券取引所内で開いた3月期決算発表の記者会見で、事件への説明に追われた。

 武井会長のほか4人の役員らが出席。冒頭、10期連続の増収増益や過去最高益の更新などの業績発表に先だって、事件に触れた。

 「5名の尊い社員を失ったことについて、みなさんに対して、また近隣の人たちに対して、お騒がせしたことについて心から陳謝いたします」

 同社は過去に数件の強盗にあったが、犠牲者がでたのは初めてという。

 90年に、これまでの事例を参考に防犯対策マニュアルを作成。強盗が押し入った場合は、犯人に応対した従業員が「おいしいお茶とお菓子を出して下さい」と同僚に指示することで、事件を知らせる取り決めがあり、この言葉を合図に同僚が警報ボタンを押すことになっている。

 弘前支店では、受付カウンターや支店長席など5カ所に警報ボタンがあり、ボタンを押せば警察と警備会社に連絡が入る仕組みになっていた。今回、ボタンが押されたかどうかは確認できていないという。

 犯人との応対に出た店長が金の要求を拒否したとされることについては、武井会長は「何で金を出さなかったのか、悔やまれます」としたうえで「時間を稼ごうとしたのだろう」と説明した。金を要求された場合は、小額紙幣から順に小出しにして時間をかけるよう定められていたという。支店には防犯カメラも数台あったが、火事による損傷で録画ビデオを再生できるかどうかは疑問だという。

 犯人像について、武井会長らは支店からトラブルなどの報告は受けていないことや、顔見知りではないことなどから取引客ではないと説明。会社への恨みによる犯行との見方を否定した。

 弘前支店の取引客は約7300人。融資残高は44億円。(21:07)

http://www.asahi.com/national/update/0508/033.html

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